木の駅とは

木の駅は住民がチェーンソウと軽トラを使って自分の山から未利用の低質材(C材)を運び出し、地元の熱需要施設に燃料用などとして供給し、対価として地域通貨を受け取る取り組みです。

住民自らの手で山の荒廃を防ぎつつ、地域通貨を使って小さい経済を回すことで地域の活力維持にも貢献できると期待されています。

すさみ町ではホテルへのチップボイラ導入により低質材の需要が生まれることから、木の駅と連携することで木質バイオマス利用の効用の最大化を図りたいと考えています。

木の駅プロジェクト検討会

2019年秋に当法人も参加する「すさみ町木質バイオマスエネルギー利用地域協議会」が和歌山県紀の国森づくり基金活用事業の採択を受け、すさみ町でどのような形の木の駅が実現できるか検討を行いました。

また、すさみ町内で木の駅の参加者を募るため、木の駅を広める活動をされているNPO法人地域再生機構の丹羽氏や紀南地方での実践者を招いた講演会とワークショップも開催しました。

 

 

これらの活動を通じ、すさみ町での木の駅のあり方として、概ね以下のような方向に整理されました。

 

目指す木の駅の姿や課題などは成果報告書に取りまとめ、2020年度からの実行委員会に引き継ぎます。

木の駅実行委員会

2020年度からは木の駅を実際に運営するため、実行委員会を作ってルール作りやチェーンソウの技術講習を行い、最初は共同搬出会の形で材を集めていく予定です。

木の駅に関心をお持ちの型はこちらからご連絡お願い致します。